Blue
ルアンダを歩いていると、鮮やかな色が目に飛び込んできます。
ポルトガル様式の壁のピンクやクリーム色、トロピカルフルーツの色、青い空の色・・
アンゴラ人は色に敏感で、様々な色の組み合わせを使うのが上手です。
今日は色彩の才能をもつアンゴラ人が生んだブランド”をご紹介します。
清涼飲料メーカーに”BLUE"(ブルー)というブランドがあります。人気商品は10種類のテーストの炭酸飲料水です。2015年にモンドセレクションの金賞を受賞しています。
レモンと生姜のミックス、パイナップル、パッションフルーツなどアンゴラの果物を使っていて、美味しい水がとれる標高1000メートル級のアンゴラの高原地帯で製造されています。
”BLUE”は甘さが控えめで、炭酸が抜けたあとも果実の味だけで飲み干せます。ルアンダ市内にはお洒落な”BLUE”の街頭看板が沢山たっています。
値段は一缶130クアンザ、約40円です。コカコーラと価格をぴったり合わせながら、テーストにこだわった文字通り”一味違った”売り方をしています。
ビーチサンダルでは、”ANGONITAS"(アンゴニタス)というブランドがあります。
壁一面に色とりどりのアンゴニタスサンダルが市内のスーパーで陳列されています。
アフリカ的なデザインから、流行の色調まで、サイズも子供から大人サイズまで様々です。
一足千円しませんし、品質はとても良いです。ぼくも週末になると履いています。
内戦で荒廃した土から小さな芽が生まれ出るように、”BLUE”や”ANGONITAS"のように世界標準の品質やデザインをもつブランドがアンゴラで生まれ始めています。
アンゴラでしっかりと育って、世界に羽ばたいて欲しいものです。