Até já!
- republicofangolajp
- 2019年12月14日
- 読了時間: 2分

アンゴラの学校では、終業式があちこちで始まってます。
日本は新学期は4月から始まりますが、
アンゴラでは1月からです。
ここは市内にある職業訓練校。
朝から終業式が始まりました。
クーラーの無い、トタン屋根の会場は、
照りつけるアフリカの太陽の日差しと、
先生や学生の若いエネルギーで、会場は文字通り熱気に
包まれていました。
校長が学生に修了証書を渡しています。
アンゴラの慣わしとして、こういう時は親しみを込めて軽く
ハグをしながら、ほほに口づけのポーズをします。
最後の学生に手渡されると、会場の熱気は最高潮に達します。
彼らはこの職業訓練校から巣立っていきますが、前途は多難です。
アンゴラの経済は四年連続してマイナス成長。
24歳以下の若者の失業率は、なんと6割です。
しかし、彼らは希望と勇気に満ちていました。
きっと、自分たちの道を切り開いていくことでしょう。
校長は最後に、「では、また会いましょう」(Até já!、アテ・ジャ)
と言って、壇上から別れを告げました。
Até já!(アテ・ジャ)は、命がある限り、必ず運命的な再会がある
と信じて言う別れの言葉です。
いい言葉だな、と思います。
ぼくも、明後日でアンゴラを離れることになりました。
3年間の滞在でした。
その間、アンゴラの人々から、多くのことを学びました。
手元には修了証書は何もありませんが、
心のどこかに、3年間を修了した、という安堵と達成感があります。
「アンゴラ滞在記」もいつの間にか、沢山のみなさまに毎週読んで
いただけるようになりましたが、ここで終わりとさせていただきます。
来年の3月から、次はモザンビークに行くことになりそうです。
また、アフリカの大地で会えることを楽しみにしています。
長い間、ありがとうございました。
Até já!(アテ・ジャ)!