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Vida

  • republicofangolajp
  • 2019年11月16日
  • 読了時間: 2分

彼は友人のパウロくん。

今年、トヨタ・デ・アンゴラ社に入社しました。

いまサービスカウンターで接客を勉強中です。

彼は2メートルの長身を生かして、高校のときに

アンゴラから高知の明徳義塾にバスケ留学しました。

慣れない日本で、3年以上の寮生活。

バスケ漬けの日々だったようです。

アンゴラに戻ると、今度は、マランジェという

小さな町で、JICAの綿花栽培の担当者として、半年近く

単身で、綿花の栽培に明け暮れました。

昨年9月に綿花の収穫を見届けた後、東北の岩手県の

プロバスケチーム「IWATE BIGBULLS」に加入します。

彼の得意はダンクシュート。

飛んだかと思うと、宙で踊るようにして、シュートを決めます。

ダンクを決めるたびに会場は喝采と興奮に包まれたそうです。

岩手県は、東日本大震災の被災地。

どれだけの人が彼の頑張りに勇気づけられたことでしょう。

そんな輝かしい実績をもつパウロくんですが、

会ってみると、非常におとなしい、寡黙な青年です。

彼はこう言いました、

「自分に何が起きようが、くよくよ考えないようにしている。

人生(VIDA)を止めちゃいけないんだ」。

彼はまだ26歳。日本語ももちろん話します。

彼の口癖は、「GANBARU」

そう、いつも自分に言い聞かせながら、

新境地を次々に開拓してきたパウロくん。

ダンクシュートを決めるように、常に高いところを目指しながら

人生を飛躍させて欲しいと思います。


 
 
 

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