Kalandula
世界の三大瀑布といえば、北米のナイアガラの滝、南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝ですが、ビクトリアの滝に次ぐアフリカで二番目に大きい滝がアンゴラにあります。
”カランドゥーラの滝”(Kalandula Falls)です。
ルアンダ市から車で走ること5時間、標高1000メートルの高地にあります。
この滝は、三大瀑布と違い、国境に接していません。
アンゴラに来なければ見れません。
滝の落差はビクトリアと同じ100メートルで、幅は500メートルあります。
大量の水が落ちる淵までいくと、滝つぼに吸い込まれるような感覚になります。
ここには入門ゲートも、お土産屋も、贅沢な遊覧飛行もありません。
滝の周囲には柵も、階段もありません。入場料もとりません。
雄大なアフリカの大自然がそのまんま残っています。
目の前の虹まで手でつかめそうな感じです。
アフリカ第二のカランドゥーラの滝ですが、
素朴さでは世界一かもしれません。
近くの木陰で、貧しそうな家族が炭焼きのピーナッツとマンジョカを売っていました。
マンジョカはどこか滝のように、ピーナッツはまるで川のように無造作に並べてありました。
カランドゥーラの滝とともに代々生きてきた家族の小さな証のように見えました。