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Pedras Negras

  • republicofangolajp
  • 2017年7月28日
  • 読了時間: 1分

アンゴラの内陸には、奇妙な形をした岩山がいくつかあります。

そのひとつが、以前紹介したカランドゥーラの滝の近くにあります。

標高700Mのアンゴラの大地にポツンと立つそれは、ペドラス・

ネグラス(Pedras Negras:黒い石)と呼ばれています。

70Mから200Mまで、様々な形や大きさの岩山が集積していて、

遠くから望むと”黒く”見えます。赤茶けた地面の色とは対照的です。

誕生は2億年前にさかのぼります。

細石(さざれいし)でできています。

地質学者によると、昔は4000Mの高さがあったようで、自重で

岩石が押しつぶされて、今のようになったと言われています。

岩は硬く、8つのロッククライミングのルートがあります。

このペドラス・ネグラスは、世界的には無名です。

周辺にはホテルも、食堂も、お土産屋もありません。

道沿いには小さな村が点在していて、子供たちが裸足で走っています。

村の背後には"Pedras Negras"(ペドラス・ネグラス)が見えます。

その中に、かぶとをつけた無名戦士のような岩山が立っています。

まるで外部からの侵入を寄せ付けないように、威風堂々としています。

この無名戦士がいる限り、"Pedras Negras"(ペドラス・ネグラス)は

昔と変わらぬ姿を守り続けるかもしれません。


 
 
 

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