Peixe
アンゴラの景気低迷に伴って、最近は日系企業や団体は、事業を
縮小したりして、アンゴラに住む日本人は31人まで減りました。
アンゴラには日本料理店も、日本食を売るスーパーもありません。
その代わり、お互いを元気付ける意味で皆でよく集まっています。
この前も、親しい友人宅に呼ばれて、アンゴラ産の鯛を煮付けに
した一品をご馳走になりました。
その味は格別で、以来、友人をシェフと呼ばせてもらっています。
”魚”はポルトガル語でPeixe(ペイシェ)といいます。
アンゴラ沖合いは世界有数の漁場として有名です。
ルアンダでは漁師から直接新鮮な「ペイシェ」を買えます。
鯛が一匹100円、生きのいいカツオで一匹200円しません。
韓国はアンゴラから鯛を仕入れているそうです。
日本近海では最近「ペイシェ」獲れなくなっていますが、アンゴラ
からいっそのこと鯛やカツオを仕入れたら、面白いかもしれません。
まだまだビジネスチャンスがアンゴラに沢山あることを気づかせて
くれた、心に残る鯛の煮付けでした。
シェフ殿
ご馳走様でした!