Pão
アンゴラ人は”パン”(pão)が大好きです。
近所に小さなパン屋があって、よく行きます。
カウンターにはいつも素敵な笑顔の少年がいます。
できたてのパンを買い求めて、いつも賑わっています。
この日は小さいバケットを三個注文しました。
彼はテキパキと袋に詰めてくれました。
値段は3個で100円程度です。
これがアンゴラの庶民価格です。
アンゴラではパン職人を目指す若者が増えています。
先日、職業訓練校でパン焼きの授業を見学させて
もらいました。
若い生徒たちが熱心にパンの作り方を勉強していました。
アンゴラにはまだパンも口にできない貧しい人が沢山
いますが、
美味しくて、安価なパンが一個でも多くできれば、
これで救われる人が、たくさん生まれる気がしました。
それがアンゴラのパン職人の共通の願いかもしれません。
アンゴラ製のバター缶にも、黒人の少年が描かれています。
彼も、満面の笑顔です。