Galão
アンゴラでは、”エスプレッソ”と並んで、”カフェオレ”がコーヒーで
よく飲まれています。
”カフェオレ”は、アンゴラでは”ガロン”(Galão) と呼ばれています。
もともと”ガロン”とは、欧米の容積の単位ですが、これが転じて、
”大きなコップに入ったカフェオレ”になった、と思われます。
作り方は、たっぷりと温めたミルクに、エスプレッソコーヒーを
加えます。それを、大きなコップに入れてでき上がりです。
砂糖は入れません。
お客が砂糖を自分の好みに合わせて入れます。
写真は、アンゴラ第二の町ウアンボ(Huambo)の空港にあるカウンター
のガロンです。
ルアンダ行きのフライトが出るのが、朝の7時です。
標高1700メートルにあるこの町は、朝晩はひんはりと肌寒いです。
この前も、ここでガロンとトーストを注文して朝食にしました。
ガロンを並々とついでくれました。
ここのガロンはひんやりした空気とマッチして、定番のトーストとの
相性が抜群です。
テレビにはヨーロッパのチャネルが流れています。
温かいガロンを飲んで、ユーロニュースを観ていると、ここがアンゴラ
の奥地であることをしばし忘れてしまいました。