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Malanje

  • republicofangolajp
  • 2018年7月14日
  • 読了時間: 1分

マランジェ市(Malanje)

標高1000メートルの高地にあります。

ルアンダから車で7時間もかかる、遠い町です。

内戦当時、ここは激戦地のひとつでした。

町の広場には、内戦のときに使用された武器が、

戦争モニュメントに形を変えて、展示されていました。

その前で、観光客が楽しそうに自撮りをしていました。

ルアンダからマランジェにつながる国道沿いには、

戦車がそのまま放置されています。

キャタピラを手に触って、鉄の感触を確かめている人、

戦車の上で、ピースポーズをとっている人、

ここも隠れた観光スポットになっています。

これらの武器の前には、説明書きはありません。

ガイドも、パンフレットもありません。

錆びて、冷たくなったこれらの鉄の固体が、

人類にもう二度と戦争はしない、と宣言しているのか、

戦争に勝ったことを誇示しているのか、わかりません。

アンゴラの内戦は18年間続きました。

終戦からまだ16年しかたっていません。

どうしてアンゴラ人どうしが戦わなければならなかったのか。

これらの無力化した、物言わぬ武器は、

その答えを待っているのかもしれません。


 
 
 

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