Padaria
パダリア(Padaria) は、日本語で「パン屋」です。
ルアンダ市内には、”パリ”をイメージしたパダリアが
いくつかあります。
ここに買いに来る客層は、アンゴラの富裕層か外国人です。
店の看板も、エッフェル塔がアイコンになってます。
まさに憧れの的となっています。
店内のショーケースには、出来立てのパンが並んでます。
この日は、カスタードクリームパンを指差す男性客にならって、
同じものを注文してみました。
中からあふれ出るコクのあるカスタードの味は、
パリには一歩及ばないけど、アンゴラ離れした美味しさでした。
もうひとつ、近所に”クロワッサン”で有名な店があります。
これも偶然見つけた、市内では有名なパン屋です。
ここの名物のクロワッサンは、一個700クアンザ、日本円で200円。
本場に負けないくらいサクサクで、バターの風味が効いています。
しかし、700クアンザというお値段は、アンゴラの低所得者の
一日の収入より高いものです。
一握りの人しか買えないクロワッサンですが、
この味が偶然ルアンダで手に入ることに、つい幸せを感じてしまいます。
しかし、奇跡が起きない限り、アンゴラの普通の人たちがこれを普通に
食べれることはないでしょう。
まだまだ高嶺の花です。