Flamboiã
アンゴラは日本の3倍以上の国土面積があります。
砂漠気候、サバナ気候からステップ気候まで、
海岸から最高峰2000メートル級の山々まで、
多様な気候と地形が広がっています。
そのため、アンゴラにはおよそ7,000種類もの植物が
広範囲に生息しています。
ちなみに日本はおよそ6,000種類と言われています。
これを上回ります。
ルアンダ市内には、”Flamboiã”(ポルトガル語で”フランボイア”)
という木が沢山立っています。
英語で、”Delonix regia"、日本語で”ホウオウボク(鳳凰木)”
と呼ばれています。
原産地はアフリカのマダガスカルで、寿命は50年以上と
言われています。
濃いオレンジ色のその花の色は、真っ赤に燃えるように見える
ことから、別名”Flame Tree"(燃える木)とも呼ばれています。
この前、市内を散歩していると、内戦で見捨てられた建物の前に
真っ赤に燃える”フランボイア”が立ってました。
まるで、献花のようでした。
人間の不幸な歴史に、大自然がお供えをしているようでした。