Louva-a-deus
ルアンダ市内のある学校の中庭に大きな「カマキリ」を見ました。
「カマキリ」は、ポルトガル語で”Louva-a-deus" (ロゥヴァ・ア・デゥス)
(「神様を賛美するもの」という意味)と呼ばれています。
カマキリが両手を擦り合わせるような動作が、
まるで神様を賞賛しているように見えることが由来です。
この中庭にいた「カマキリ」がじっと見ていたものは、
水やりをしているお兄さんでした。
彼の名前は、"MENDES" (メンデス)。
この庭の水やりを毎朝欠かさず、13年間続けているそうです。
”植木の水やりは朝が一番。気持ち良さそうにしているのがわかるんだ”
と言っていました。
メンデスさんのおかげで、この庭の植木は生き生きとしています。
朝の水やりを習慣とする彼は、ここにある生き物にとって
神様のように見えるほど、尊い存在なのでしょう。
草葉の陰から両手をすり合わせる「カマキリ」をみて、そう思いました。