Cemitério
友人がドローンでルアンダ市を撮影しました。
そこに、公共墓地(Cemitério)が映っていました。
墓地には、芝生が植えられていますが、
ところどころ、土がむき出しになっています。
平均寿命が短いアンゴラ。
アンゴラの子供の5人に1人は
まるで先を急ぐように、5歳までに亡くなっています。
町には葬儀屋が目につきます。
”ルアンダは床屋さんと葬儀屋さんが多いね・・”
と友人が漏らしていました。
葬儀屋の隣が床屋、その隣が自動車の部品屋。
葬儀屋には、大小の木製の棺が並んでいます。
ひときわ小さい子供用の棺が、真ん中に置いてありました。
墓地では、子供は大人とは離れて
別の一角に埋葬されるそうです。
今日も、小さな棺を乗せた葬儀の車列をみかけました。
棺の傍らには親御さんが一緒に付き添っています。
その後ろには、親族や友人を乗せた車が続きます。
その車列は、先を急がず、ゆっくりと通り過ぎていきました。
親とも別れ、大人になれなかったその子らの運命は
誰が決めたのでしょう。