Salgado
アンゴラ人はスナックが大好きです。
ポルトガル語でSalgado、サルガードと呼ばれています。
特にエビや魚をたっぷり詰めた揚げ物が一番人気です。
揚げたてが飛ぶように売れます。
一個100クアンザ、約30円です。
ぼくは一度に3-4個買って食べます。
小エビがホワイトクリームと絡まった、なんとも言えない食感です。
塩加減もちょうど良くて、後味もさっぱりです。
エビは、アンゴラ唯一の水産の輸出品です。
その鮮度と味には定評があります。
サルガードには中身によって形や大きさが異なっています。
形を見るだけに、中に何が詰まっているか、わかります。
今朝も開店前の大型スーパーの売り場には、サルガードが並べられて
お客さんの来店を待っていました。
近所の食材屋のお兄さんも、朝から忙しそうにサルガードを包んで
お客さんに売っていました。
一個100クアンザのこの小さなご馳走が楽しみになったとき、
自分もすっかりアンゴラに溶け込んだことに気がつきました。